1、平凡
平凡の良さが
だんだんわかってきたつもりさ
今までは 腑に落ちなかったのが
なんでって思うくらい
愛の意味なら
暮らしの一端に 潜んでいるの
西陽とか マジでちょっとヤバい時がある
(泣きそう)
花を飾って その匂いで うたた寝
窓を開けて 外を覗いて 震えた胸
そこかしこに 灯がともっていく
夕の支度の 音と匂いが 立ち込めていく団地
営みは 続く歴史の上にある宝石
夜がせまって 青い世界へ 半端ねぇ
本を開いて その一行で 震えた胸
また一日を 生き延びてきた
それだけで ただそれだけで
2、夏の真ん中
夏の真ん中 緑は燃える
木陰に逃げ込む あの子は猫だろ
ちゃんと食べろよ 痩せる一方だぞ
父親みたいに 言ってくれる人
優しさと 厳しさと 強くなる四肢の感覚
乾く喉 水を飲め 南風に煽られても
そこに愛はある
紺のスカート ひらり空飛ぶ
懐かしい記憶と 手を繋いだ午後
蒼い光 さす十字路
雨の予報は はずれた
優しさと 厳しさと 強くなる四肢の感覚
残酷な白い陽で 焼き尽くす道を駆け抜け
乾く喉 水を飲め 南風に煽られても
あと少し もう少し たくましく 今よ輝け
そこに愛はある
3、麦茶
突然て、 主観かもしれんけれど
夏の手前で 君はふっと いなくなったんだ
置いてった問い 追いつけない
宙に浮いたままの 心は 色をなくした
麦茶 ミネラルを補給す
麦茶 が 僕より泣いてた
必然て、 あっけなく 割り切れないな
賢者じゃないよ 悲しみは 8ミリの画で
駆けてったし 追いつけない
宙に浮いたままの 心は 影を濃くした
麦茶 ミネラルを補給す
麦茶 エンボスに揺らめく
麦茶 夢だけを眩く
麦茶 が 僕より泣いてた
4、砂の絵
sunrise
昨日まで 長過ぎる助走だったね
sunrise
偽ってない 気持ちだけでよかったんだね
ソーダを飲んで 波音に
身を任せ 目を閉じて
本当の 僕が言う
よく頑張ってきたって
さよならから 涙は はな
誰もいない 浜の隅
下手くそな 砂の絵を 切る
夢の後 本の終わり
どこに行けるかな
始まりには 涙は うた
笑ってみた
sunrise
昨日まで 長過ぎる助走だったね
sunrise
偽ってない 気持ちだけでよかったんだね